2010.09.17 (Fri)
AHS×ハローキティの新ボーカロイド「猫村いろは」詳細発表(雑記)
夏のコミケ会場で発表され、DTMマガジンなどでも情報が小出しにされていたAHS×ハローキティのコラボボーカロイドの詳細が今日発表され、「猫村いろは」という名前と、キャラクターデザインやデモ曲が公式サイトにて公開されました。発売は10月22日です。
VOCALOID2 猫村いろは 公式サイト
猫村いろは(ねこむらいろは) | ハローキティといっしょ!
“サンリオの萌えキャラ”がVOCALOIDに AHS「猫村いろは」は実力派の不思議ちゃん - ITmedia News
新ボーカロイド「猫村いろは」デモソング「Clepsydra」
新ボーカロイド「猫村いろは」デモソング「翼」
新ボーカロイドのキャラクターは、サンリオ「ハローキティといっしょ!」のコラボ企画としてデザインされていた「キティラー」キャラクターの一人「猫村いろは」で、スピーカーやマイク・ヘルメットなどVOCALOIDとしての新コスチュームになっています。キャラクター・新コスチュームのデザインは人気イラストレーター「okama」さんで、元のデザインと比べると、かなりSF的な装備になっているようです。もちろん、ハローキティのデザインもちゃんと取り入れられています。声の担当者はプロの歌手ということですが、AHSの方針で名前は非公開のようです。
デザインを見ると可愛い妹系キャラという感じなのですが、デモの歌声はイラストとかなり印象が異なります。声は低めで力強く、発声がハキハキして凛々しい感じです。系統としては「MEIKO」や「Lily」、ミクAppendでいえば「solid」に近く、リアル系でボーイッシュなイメージもあります。「翼」の方を聞くと微妙に音のつながりが不自然なようにも聞こえますが、リアル系でパワータイプのVOCALOID2としてはLilyより発音がハッキリしていて、使いやすそうです。
ITmediaのインタビューによれば、「キャラクターに合った歌手を何人もオーディションし、簡易バージョンでVOCALOIDデータベースを組んだりしながら最適な人を選んで」いき、何度も収録・調整をやりなおして通常の二倍の時間をかけ、収録方法・調整方法で独自のアイデアを盛り込んだりと、YAMAHAから提供されたノウハウだけで収録された前作「氷山キヨテル」「歌愛ユキ」と比べても時間をかけて丁寧に制作されたようです。たしかにその成果はあったようで、デモを聞く限りではパワー系VOCALOIDとしてかなり完成度が高そうですね。
同時期に発売されるインターネット社の「ガチャッポイド」も異色のキャラクター起用とデモの完成度の高さで話題になっていますが、「猫村いろは」もかなり期待できます。AHSでは「猫村いろは」以外にも来年発売予定で二つのボーカロイドが製作中ということですが、AHSのボーカロイド制作技術がかなり進歩しているようなので、そちらもどんな歌声になっているのか楽しみです。
ただ、キャラクターと歌声のギャップはAHSの伝統になってしまいそうですな。歌愛ユキとか。
【関連雑記】
[2010/08/16] AHS×サンリオの新ボーカロイド・コミケ会場で発表
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VOCALOID2 猫村いろは 公式サイト
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新ボーカロイド「猫村いろは」デモソング「Clepsydra」
新ボーカロイド「猫村いろは」デモソング「翼」
新ボーカロイドのキャラクターは、サンリオ「ハローキティといっしょ!」のコラボ企画としてデザインされていた「キティラー」キャラクターの一人「猫村いろは」で、スピーカーやマイク・ヘルメットなどVOCALOIDとしての新コスチュームになっています。キャラクター・新コスチュームのデザインは人気イラストレーター「okama」さんで、元のデザインと比べると、かなりSF的な装備になっているようです。もちろん、ハローキティのデザインもちゃんと取り入れられています。声の担当者はプロの歌手ということですが、AHSの方針で名前は非公開のようです。
デザインを見ると可愛い妹系キャラという感じなのですが、デモの歌声はイラストとかなり印象が異なります。声は低めで力強く、発声がハキハキして凛々しい感じです。系統としては「MEIKO」や「Lily」、ミクAppendでいえば「solid」に近く、リアル系でボーイッシュなイメージもあります。「翼」の方を聞くと微妙に音のつながりが不自然なようにも聞こえますが、リアル系でパワータイプのVOCALOID2としてはLilyより発音がハッキリしていて、使いやすそうです。
ITmediaのインタビューによれば、「キャラクターに合った歌手を何人もオーディションし、簡易バージョンでVOCALOIDデータベースを組んだりしながら最適な人を選んで」いき、何度も収録・調整をやりなおして通常の二倍の時間をかけ、収録方法・調整方法で独自のアイデアを盛り込んだりと、YAMAHAから提供されたノウハウだけで収録された前作「氷山キヨテル」「歌愛ユキ」と比べても時間をかけて丁寧に制作されたようです。たしかにその成果はあったようで、デモを聞く限りではパワー系VOCALOIDとしてかなり完成度が高そうですね。
同時期に発売されるインターネット社の「ガチャッポイド」も異色のキャラクター起用とデモの完成度の高さで話題になっていますが、「猫村いろは」もかなり期待できます。AHSでは「猫村いろは」以外にも来年発売予定で二つのボーカロイドが製作中ということですが、AHSのボーカロイド制作技術がかなり進歩しているようなので、そちらもどんな歌声になっているのか楽しみです。
ただ、キャラクターと歌声のギャップはAHSの伝統になってしまいそうですな。歌愛ユキとか。
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