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2008.09.02 (Tue)

ニコニコ技術部・ミク実体化への道?

ニコニコ動画において、「技術の無駄遣い」を合言葉に様々なウィットに富んだ創作を行う技術系
動画ジャンル。それが「ニコニコ技術部」です。
タグの発祥が初音ミク系な事もあってジャンル同士の関係が深く、特に「はちゅねミク」は技術部の
マスコットのように扱われています。
ニコニコ技術部の特徴として、ある技術動画が話題になると、他の技術部員がそれの発展形や別のアプローチから試した動画などを上げて、ニコニコ技術部内で一種の開発競争が起こる事があります。
そうして生まれた人気シリーズも多く、現在も「あの楽器プロジェクト」や「SOMESAT」などのプロジェクトが進行中です。
一見バカバカしい事にでも、技術と発想の限りを尽くして全力で取り組む。その姿勢こそ数々の傑作動画を作り出してきた「技術の無駄遣い」であり、「ニコニコ技術部」の真髄なのです。
詳しい活動は、ニコニコ技術部まとめwiki




 【等身大】初音ミク作ってみた【01_balladePV】
理大生の作者が、「本物の初音ミク」を実体化させる夢のために等身大ロボットを一から作り上げていく過程を記録した動画です。36分という長い動画ですが、外部のニュースサイトなどでも取り上げられて大きな話題となりました。
愛ゆえの拘りが凄く、手足が動くだけでなく指や表情まで動かす事ができ、スピーカーを内蔵していて自分で歌う事もできます。可愛さを追求した造形や身体を動かす機構の設計、特徴的な服まですべて自分で手作りして、制作にはなんと2年近くの時間がかかっているそうです。
ニコニコ技術部ではよくある製作過程で細かく区切った動画シリーズにしなかったのは、不完全な状態で晒すのではなく最初から「初音ミクが可愛い」という完成した状態で出したかったとASCII.jpのインタビューで語られています。まさに拘りの結晶です。
ニコニコ技術部の中でも技術工作系動画は数が多いですが、特にロボット工作は人気のあるジャンルで、他にも「自転車に乗る初音ミクを作ってみた」「珈琲を淹れさせてみたのだが・・・」「はちゅねに 消失 Hardをクリアしてもらったよ。」など多くの人気動画が作られています。



 【再放送】プロジェクトN~ニコニコ技術部員たち~
NHK某番組のパロディ風にニコニコ技術部の歴史をまとめた動画です。
司会の「棒読男」の棒読みや、ミクの歌う微妙に気の抜けるOPEDもいい味を出してます。
時計を利用したはちゅねミクのねぎ回し動画から始まったとされるニコニコ技術部も、ねぎ振り、小型化戦争、単純化戦争、巨大化計画など様々な人気シリーズを経て人気も上がり、定期的に各地で技術発表会が開催されるまでになっています。
現在進行中の「あの楽器」プロジェクトでは企業も関わっていて、すでに商品化された技術もあります。ニコニコ技術部の洒落と技術の無駄遣いから生まれた物が、当たり前のように世に出回る日がいつか来るかもしれません。



 はちゅね初!宇宙へ 【1.とりあえず空中くらいでw】
SF好きなら宇宙に夢を抱くのは極普通です。いつかロケットに乗って宇宙へ行ってみたいと思っていた人も多いでしょう。そして、大抵の人はその道の困難さに負け、いつか諦めてしまいます。
しかし、バカバカしい事にも真剣に取り組む事に定評のある「ニコニコ技術部」では、個人の力で本気で宇宙を目指す壮大なプロジェクトが立ち上がっています。
その名も「SOMESAT」(ソーシャル・メディア衛星開発プロジェクト)。ニコニコ技術部でも特に力の入った長期プロジェクトで、目的は「はちゅねミクを搭載した衛星を打ち上げ、宇宙でネギを振らせる事」です。
「個人で衛星を打ち上げる」というのは一見荒唐無稽な話のようですが、実は何通りか手段があるそうで、現在も実現に向けた検討が続けられています。
個人による衛星打ち上げを目指すというだけでなく、初音ミク(はちゅねミク)を使った動画で宇宙開発を盛り上げ、新しい宇宙好きを増やしていきたい。という意味もあることが活動の中心人物の1人「尻P」のブログで語られていて、その一環として行われた金星探査機「あかつき」応援キャンペーンでは一万人以上の応援メッセージを集めて大きな話題になりました。
「SOMESAT」の前身となったのは「はちゅね宇宙航空研究開発機構(HAXA)」というシリーズで、作者は現役エンジニア(PS3やPSPのコアな部分の開発に関わったそうです)であり、「SOMESAT」のもう1人の中心人物「超電磁P」です。
この動画はHAXAの最初の動画で、ニコニコ技術部が宇宙を目指す活動が始まった動画でもあります。
HAXAシリーズ他の動画は「はちゅね宇宙航空研究開発機構(HAXA)」タグから見ることができます。



 【初音ミク】 ニコニコ技術部へのお願い・これ作って! 【謎の楽器】
2008年12月24日に投稿されたこの動画は、ミクオリジナル曲の3DPV「Innocence」に登場するSF的オリジナル楽器を実際作って欲しいとニコニコ技術部に依頼(挑戦)したメッセージ動画です。そして、この動画をきっかけに始まったのが、「SOMESAT」と並ぶニコニコ技術部の長期プロジェクトで、「あの楽器」シリーズと呼ばれます。
多くの技術部員達が独自のアイディアでこの架空の楽器を現実化させようと取り組み、それぞれの研究成果を持ち寄って「あの楽器」ミーティングが開かれたり、TV番組「ザ☆ネットスター!」でも取り上げられるなど大きな活動になっています。
個人で購入するには高額すぎる巨大タッチパネルが開発のネックになっているようですが、タッチパネルではなく独自のセンサーを組み込んで大きさや形の再現を重視した「あの楽器春日モデル」や、とりあえずハード面は既製品(iPhone)を使用して、タッチパネルでの演奏法や画面効果などのソフト面を重視した「ouiLead」など、様々なアプローチによる「あの楽器」開発が続けられているようです。



 作ってみた
ニコニコ技術部の人気シリーズの一つで、「また御社か」「痛社」などと呼ばれる動画シリーズです。
このシリーズでは、「みっくみくにされたので作ってみました」の言葉と共に、明らかにプロの機材を使って大人気ないクオリティで次々とミクのキャラクターグッズを作っていきます。
第一作であるこの動画では「痛車」を作っていますが、他にもミクPCとミクマウス、動くはちゅね看板(通称・受付嬢)、キャラクターシリアル(オマケシールつき)、壁紙、Tシャツ、キャラクター絵皿など様々なミクイラスト入りグッズを作っています。
もちろん本業の人が本物を作る機械で作っているので、すぐに商品化できるクオリティのものばかりです。作者が社長なので趣味に機材使い放題らしいですが、社員は大変そうです。
あくまで趣味なので、できたグッズは仕事場に飾ったりイラストの作者に贈ったり無料で配ったりしていましたが、その内ミク関係のイベントやクリプトンからPOPやポスターなどの製作依頼が来るようになり、STGTの本物のミクレースカーの塗装を任されるなど、本当に初音ミク御用達の業者になったようです。
作ってみた業者シリーズの他の動画はここから見られます。



 ARToolKitで初音ミク(その5):影をつけてみるテスト
ニコニコ技術部で扱われる技術は範囲が広く、機械系だけでなくソフトウェアの分野も含まれます。
この動画は、「ARToolKit」の技術を投稿者がアレンジしたもので、机の上を写したカメラ映像の中に
3DCGの初音ミクがいて、カメラを動かしたり台を持ち上げると色んな角度からミクを見ることが出来ます。
まるで立体映像が現実空間に映し出されているようですが、モニターに映されているカメラ映像の中にマーカーを置くことで、その角度や位置をリアルタイムで計算して映像にCGを合成する技術です。
ワシントン大学で開発されて研究用に公開されているソフトウェアライブラリを使っていて、完成した
ソフトではないので使用するにはプログラムの知識が必要になります。
「ARToolKit」は一時ニコニコ動画でちょっとしたブームになり、他にも独自の改良を加えた「[電脳ペット] 初音ミクとあそんでみた」「ARToolKitで初音ミクVR Displayシステム」など多くの作品が注目されました。
この動画の作者も後に、この技術とMMDを融合させて「ARToolKitで初音ミク Act2 : GO MY WAY!!」でさらにARToolKitを進化させています。
ニコニコ動画で話題になった事と関係があるかは解りません(多分あると思います)が、2008年10月に「電脳フィギュアARis」としてこの技術が商品化されました。



 SからNへ――南極点のピアピア動画(前編版)
「ニコニコ技術部」には企画力と実行力のある作者が多いのか、リアルでの技術会議やイベント参加など「ニコニコ技術部」としての活動が多く行われています。その「ニコニコ技術部」ならではの活動に精力的に参加して、技術部の顔として知られているのが「尻P」ことSF作家・野尻抱介さんです。
野尻さんは星雲賞を6回受賞して作品がアニメ化もされている人気小説家ですが、熱心なニコニコ動画ユーザーで、またボーカロイドのファンであることでも知られています。
見るだけでなく自分でもいくつもの動画を投稿していて、「オープンソース携帯みくみくプレイヤーの製作」「トマトを光らせたり噴水にしてみた」「空飛ぶパンツのようなもの」など、アイディアと技術力駆使したニコニコ技術部らしい人気動画を多く作っています。コメントの「先生何やってんすかwww」「先生仕事してください」は最早お約束です。
この動画は「尻P」本人の作品ではなく、野尻さんがニコニコ動画と初音ミク、そしてニコニコ技術部をモデルに執筆した短編小説「南極点のピアピア動画」の作中歌に、「LK074」さんが実際曲を付けてミクに歌わせたものです。小説には今から10年後のニコニコ動画が描かれていて、作中でこの曲はVOCALOID「小隅レイ」が歌って「ピアピア動画」に投稿されていました。
この「南極点のピアピア動画」は、第40回星雲賞日本短編部門受賞作品となっています。


最終更新・2010/1/29 人気ブログランキングへ ←押してもらえると励みになりますm(_ _)m
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2008.09.03 (Wed)

ミクの大先輩?・白熊カオス

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白熊ですが、歌います。
元は「くまうた」というPS2のソフトで、自分で作った歌詞を架空の歌手である熊(の姿をした宇宙人)に歌わせるゲームです。
機能的にVOCALOIDとも似た部分があり、ボーカロイドたちの先輩といえるかも知れません。演歌限定ですが。
ミク発売よりずっと前から、この歌の機能を使ってニコニコ動画で自作の歌を発表していたのが「サブ北島」さんで、彼のパートナーである歌う白熊「白熊カオス」です。

初音ミクとの関わりはミクの発売直後からで、様々なネタで初音ミクについて歌い、ミク作者達もそれに返歌を返したりボーカロイドファミリーの一員としてPVに登場させたりと、楽しい交流を繰り返しました。
「月刊ニコニコランキング」におけるクリプトン社へのインタビューでは、クリプトンが注目している動画として白熊カオスシリーズを上げていて、影響を受けているそうです。
クリプトン社にも一目置かれている、ボーカロイドたちに最も愛されている熊と言えるかもしれません。

本人?は、重厚な低音ボイスと礼儀正しい仕草やコメントで大御所の貫禄を感じさせますが、
変態です。
時事ネタやミクを諭すような歌詞から入り、自分の性癖を使った自虐ネタで落とすのが得意のパターンです。パロディや風刺がメインですが、歌詞作りに独自のセンスがあり、シャレの効いたひねりのある内容の歌が多いのもの特徴です。
「カオス師匠」「カオちゃん」「ペドベアー」「変熊」など多くの愛称があり、天敵は猟友会のようです。




 くまうた(31) 『我は萌えに屈せず』 唄:白熊カオス
    ↓


 初音ミクがあいつのところに来たみたいです
    ↓


 くまうた(37) 『贈る言葉』 唄:白熊カオス
    ↓


 初音ミクも歌う、くまうた『希少価値』
    ↓


 くまうた(44) 『ホントの気持ち』 唄:白熊カオス
初音ミクが発売されて「初音ミクが来ない?来た?」騒動がおこると、白熊カオスが時事ネタの一つとしてミクに関する歌を作りました。それに対してミク作者の一人が歌の中でカオスを挑発し、それに対してカオスも歌で返します。
「初音ミクが来ない?来た?」騒動の裏で繰り広げられていた、もう一つの返歌合戦です。
これにより、白熊カオスの名前は初音ミク作者とファンの間で知られるようになりました。
「初音ミクがあいつのところに来たみたいです」と「贈る言葉」の投稿時間を見ると、たった2時間で返歌を作ってアップしていることがわかります。この歌作りの早さはサブ北島さんの特徴です。



他にも、ボーカロイド達と白熊カオスのまるで文通のようなやり取りは何度もありました。どれも面白いかけ合いで、ボーカロイド作者達の中に白熊カオスのファンが多い事が解ります。そして、カオス師匠(サブ北島さん)もかなりのボカロ通のようです。

・ミクと文通
♥♡初音ミクのおっぱいの動画♡♥
くまうた(42) 『見なかった事にしよう』 唄:白熊カオス
これも「初音ミクが来ない?来た?」騒動の中でのやり取りです。この「おバスト論争」には多数の絵描きとワンカップPも参戦していて、盛り上がっていました。

【初音ミク】さぎにあうのうた@やぎさんゆうびん
くまうた(108) 『くまさんゆうびん』 唄:白熊カオス
「さぎにあうのうた@やぎさんゆうびん」で白熊カオスがゲスト出演していて、それに対してカオスが反応を返しています。ミク作者の人は作者コメントでカオスの返答を喜んでいますが、視聴者のコメントは「ミクにげてー!」で埋め尽くされています。まあ、いつもの反応です。

・KAITOと文通
KAITOのドレミのうた
くまうた(119) 『ドレミの演歌』 唄:白熊カオス
KAITOが歌ったドレミの歌のオチに白熊カオスを登場させたところ、カオスから更にひねったドレミの歌で返されます。このへんの洒落のきいた台詞回しはさすがベテランの貫禄です。この動画とは関係ないのですが、売れていなかった時代のKAITOは、「カオス師匠の弟子」と呼ばれることがありました。ニコニコ市場でくまうたより売れていなかったからですが、今では完全に逆転してしまいました。

・MEIKOと文通
【MEIKO】酔いどれ姐さん演歌旅01「くまさんに出会った」
くまうた(179) 『くまの楽屋へようこそ』 唄:白熊カオス
【MEIKO】酔いどれ姐さん演歌旅05「熊さんにお礼を」
くまうた(190) 『熊とワインと姐さんと』 唄:白熊カオス
演歌を持ち歌にしようとしたMEIKOが、演歌ロイドの先輩であるカオス師匠に挨拶するために楽屋を訪れます。年長組のMEIKOはどう見てもカオスの守備範囲ではないと思われましたが、実は・・・

・ルカと文通
くまうた(194) 『妄想してルカ?』 唄:白熊カオス
【巡音ルカの本気】マジカルアイドルるかにゃん☆【仕事は選べない】
巡音ルカ発売に反応して自分の願望を歌ったカオスに、ルカで返答の歌を返しています。ルカの曲は急いだのか作りが甘い部分がありますが、まさにカオス師匠の望んだ通りです。

【MikuMikuDance】MMDお絵描きツールによるネタ動画
上と同じ「妄想してルカ?」への別の返答です。いたずら好きの双子に騙されて絶望するカオス師匠と、冷めた目のルカが可笑しいMMD紙芝居です。たこルカ可愛いよたこルカ。

【巡音ルカ】 トエト 【オリジナル曲】
くまうた(196) 『のこの』 唄:白熊カオス
トラボルタPの名曲「トエト」の、カオスによるカバー(?)です。まあ、演歌なんですが。曲よりも、むしろその帽子が見せたかったんじゃないかと・・・




 【MikuMikuDance】ひとり紅白【白熊】
   ↓

 くまうた(192) 『みんなと!』 唄:白熊カオス
そして、ついにボーカロイドたちと白熊カオスの夢の競演が叶います。
ミクを自由に踊らせる3Dソフト、MMD(ミクミクダンス)のユーザー制作モデルとして「白熊カオス(くまうた)モデル」が登場、誰でもカオス師匠とミクたちを一緒に踊らせる事ができるようになったのです。
ボーカロイドファンの中での白熊カオスの根強い人気と、違うジャンルの作者でありながら誰よりもボーカロイドを見てきたサブ北島さんの願いが形になったコラボと言えるでしょう。(著作権的には微妙ですが)
カオス師匠も、返歌で素直に喜んでいるようです。
この動画の後も白熊カオスモデルを使ったMMD作品は多く作られ、ボーカロイドと白熊カオスの奇妙な縁は、更に続いていくことになります。



白熊カオスの歌はとてもたくさんあります。もちろんミクに関する歌ばかりではなく、時事ネタや日常の小ネタが中心です。その中で、上に挙げた以外のボーカロイドに関する歌を並べてみました。多いです。
くまうた(35) 『それぞれ』 唄:白熊カオス
くまうた(50) 『笑顔を届けに』 唄:白熊カオス
くまうた(67) 『夢みるボーカロイド』 唄:白熊カオス
くまうた(88) 『鈴の音』 唄:白熊カオス
くまうた(99) 『キカイノウタイテ』 唄:白熊カオス
くまうた(102) 『白猫駅』 唄:白熊カオス
くまうた(104) 『ボーカロイド@応援歌』 唄:白熊カオス
くまうた(105) 『持て&振れ』 唄:白熊カオス
くまうた(109) 『風と木の母さん』 唄:白熊カオス
くまうた(118) 『誰がために歌う』 唄:白熊カオス
くまうた(121) 『ようこそリンレン』 唄:白熊カオス
くまうた(127) 『黄色いアイツ』 唄:白熊カオス
くまうた(150) 『腐人気ボカロの歌』 唄:白熊カオス
くまうた(161) 『前略。カイト君』 唄:白熊カオス
くまうた(164) 『アキタネル』 唄:白熊カオス
くまうた(166) 『ワ~ルドイズマイン』 唄:白熊カオス
くまうた(178) 『ゲームで歌おう』 唄:白熊カオス
くまうた(180) 『ミクのお誕生日』 唄:白熊カオス
くまうた(197) 『レッド』 唄:白熊カオス

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2008.09.04 (Thu)

無料ボーカロイド? UTAUファミリー

歌声合成ソフト「UTAU」(うたう)は、飴屋/菖蒲さん(飴屋P)によって開発・配布されているフリーソフトで、専用の音声データを、入力した音階の通りに切り貼りして歌わせる事が出来るツールです。
音声データを個人で製作して追加する事ができるのが特徴で、大部分の音声にはボーカロイド達のように名前とキャラクターが付けられています。そのキャラクター達も含めて「UTAU」と呼ばれますが、本来はツールの名前です。
簡単に言えばフリーの簡易VOCALOIDですが、元は「人力VOCALOID支援ツール」として開発されたもので、ソフトとしてのVOCALOIDとは直接は関係ありません。
「人力VOCALOID」は、複数の歌声のサンプルから声を切り出して別の歌に合成する技術で、アイドルマスターの1ジャンルでした。(名前はVOCALOIDにちなんで付けられました)
この切り貼りの作業を自動化するツールとしてUTAUは作られたのですが、開発を続けるうちに
方向性がVOCALOIDと重なって行き、今では「VOCALOIDのようなもの」としてボーカロイドジャンルの一部とされる事が多いようです。
ボーカロイドとは、デュエットやMMD動画などで多く共演しています。特に「重音テト」はその発祥からボーカロイド亜種の一人とされる事もあり、PVなどによく登場する人気キャラクターとなっています。

ボーカロイドとの最大の違いは声(とキャラクター)が増やせる事です。
声の種類はニコニコ動画内だけでも100種類を超えていて、日々増え続けています。そのほとんどがフリーで公開されているので、様々な個性の歌声から自分の好みのものを選んで歌わせる事ができるのです。
また、自分の声で新しい音声データを作って公開することもできます。自分の声でボーカロイドのようなキャラクターを作り、他の誰かがそれを使ってくれるというのもVOCALOIDにはない大きな楽しみの一つでしょう。
欠点は、VOCALOIDと比べると自然に歌わせるのが難しく、誰でも使えると言う手軽なツールではない事です。フリーではありますが調教も手間がかかるので、聞き手側でも作り手側でも初心者向けとは言えないようです。
しかし、多少不自由であっても多様な歌声に惹かれるファンは多く、フリーソフトで敷居も低いので
作品数は日々増えています。
pixivでは、「UTAU支援中」タグを付けることで動画作成時にイラストの利用を認めるというピアプロに似た取り決めも作られ、UTAU動画を支援する試みも行われています。
ソフト自体もハイペースで改良が続けられているので、いずれは欠点を克服して歌声合成ソフトとしてさらに進化していきそうです。
→「UTAU」や音声データの詳細とダウンロードは「UTAUユーザー互助会@ウィキ」
開発者・飴屋Pのブログ「UTAUについて」
現在、MAC版UTAUを製作中だそうです。




 テトルカミクリンオリジナル曲「サヨナラの瞬き」
「もそもそP」によるテトオリジナル曲で、ミクとルカも参加しています。
切ない別れの歌で、ボーカロイドの二人は非常にうまく使われているものの、あくまでメインはテトになっています。テト独特のロボ声ではありますが、切ない曲とミク・ルカのコーラスともよく合っていて、総合ランキングで上位に入るほどの人気曲となりました。
使用されている「重音(かさね)テト」は、最も古くからある音声ライブラリの一つで、UTAUの人気を支えている象徴的キャラターです。最近ではMMDモデルや連続音音源の登場などによって他のキャラクターも徐々に知名度を獲得してきていますが、それでもUTAU動画の半数近くがテトの動画であり、UTAUのソフトについては詳しく知らなくても、ボーカロイド亜種としてのテトなら知っているという人も多いと思います。
音声ライブラリとしても最も使われていますが、声自体は癖が強く、どちらかと言うと使いにくい音源のようです。
作者の「もそもそP」は、テトオリジナル曲で高い評価を受けているUTAUトップPの一人で、この曲の他にも「星が弧を描くように」も人気があり、テトの代表曲の一つになっています。
ちにみに、この動画のイラストはテトの声を担当した「小山乃舞世」さんの描いたものです。



 【UTAU 白鐘ヒヨリ 連続音】中島美嘉 FIND THE WAY
UTAUの連続音音源「白鐘(しらかね)ヒヨリ」を使用したカバー作品。
かなり自然な歌声で、よく聞くと多少癖が残っているものの、ほとんど人間の歌声にしか聞こえないレベルの調教です。元々音自体は加工が少ない分生っぽいのがUTAUの特徴でしたが、欠点であった音の繋ぎでもVOCALOIDの神調教レベルの作品と比べて遜色なく聞こえます。
UTAUのこの歌声は、作者「メリヒヨP」の力量も大きいのですが、2009年8月に発表されて視聴者を驚かせたUTAUの新技術「連続音」があって初めて実現しました。
これは、単音ではなく複数の音声要素を持つ連続音を収録して使用する方法で、大変な手間のかかる専用ライブラリの収録が必要になるものの、音の繋がりをかなり自然にすることができるようです。これによりUTAUは一段進化した歌声を手に入れ、この曲のような神調教作品もいくつか生まれています。とはいえ、連続音音源さえ使えば誰でもできると言う訳ではないようです。
作者の「メリヒヨP」は連続音発表後にUTAUを使い始めたUTAU職人で、主に連続音の「白鐘ヒヨリ」「穂歌ソラ」「雪歌ユフ」「橙屋コハナ」で作品を発表しています。そのどれもが神調教といえる作品で、UTAU全体でも最高レベルのカバー職人です。



 ショートムービー「デフォ子の部屋」(UTAU×MMD)
タイトルの通り、MikuMikuDanceの「デフォ子」モデルをメインで使ったショートドラマです。
UTAU最古の音源である三人、デフォ子(唄音ウタ)・桃音モモ・重音テトの通称「UTAU三人娘」が登場する会話劇で、キャラクターの細かい仕草や会話の構成、カメラワークなどどれも非常にクオリティが高く、総合ランキングでも上位に入るほどの人気になりました。
喋りにUTAUを使っているので聞き取りづらい部分もありますが、それぞれが個性的に描かれていて、キャラクターへの思い入れが感じられます。
UTAUキャラクターのMMDモデルはかなり早い時期から作られていて、この三人の他にも「和音マコ」「天音ルナ」「雪歌ユフ」「春歌ナナ」などのモデルが存在します。どれも出来のいいモデルなので人気も高く、これらのモデルが登場した事で、ほとんど重音テトだけだったUTAUキャラクターの存在感が増し、ビジュアル面での認知度も徐々に高まっているようです。
この動画の作者「inaphon」さんは、デフォ子を使った自作オリジナル曲のハイクオリティMMDPV「石碑」で衝撃デビューしたMMD職人で、当時人気が下火であったデフォ子を盛り上げるために投稿したと自ら語っているデフォ子使いです。MMDの扱いが並外れて上手く、映像関係のプロではないかと言われています。そのキャラクター性を強く感じさせる演出で、特にデフォ子の性格設定とキャラクター人気に大きな影響を与えました。オリジナル曲も全部自作で、この動画のEDテーマ「ダカラ、ウタウ」もドラマ部分のオマケ扱いにするのは勿体無い良曲です。



 【Mac音ナナ】ダブルラリアット【UTAU】
音声素材集「Mac音ナナ」をUTAUを使って歌わせた動画で、曲は巡音ルカの代表曲「ダブルラリアット」です。作者はUTAUの開発者でもある「飴屋P」で、新技術のテストも兼ねて、UTAUを使いこなした多くの良調教作品を発表しています。
Mac音(まくね)ナナは、Mac専門雑誌「Mac Fan」の連載から生まれた有料の音声素材集で、Mac用
VOCALOIDを目指して人気声優・池澤春菜さんの声を元に作られました。
Reason4専用の「Mac音ナナ」と、一部の音声を省いたAIFFデータ集「Mac音ナナ Petit」がありますが、このうち「Mac音ナナ Petit」はUTAUに流用する事ができます。
正式版は音声データも豊富なはずですが、本格的DTMソフトReason(6万円~)といってもVOCALOIDエンジンではないのは同じなので、歌唱に関してはUTAUより優れているということも無いようです。
どうやら、「Mac専用VOCALOID」と言うよりは「有料UTAU音声」という評価になりそうです。
UTAU音声としては、プロの声だけあって非常にクリアで、聞きやすい歌声です。ただし、データが
少ないのか特に低音部に弱く、酷く不自然になってしまうという欠点があります。
この動画では、飴屋Pの技術で低音部の不自然さをほとんど消すことに成功していて、Mac音ナナ本来の、のびのびとした歌声が発揮されています。ここまでナナの低音を歌わせられる作者は、ほとんどいません。さすがは開発者です。



 【UTAU】穂歌ソラに「Sayonara Distance」を歌ってもらった
ケトラPのテトオリジナル曲「Sayonara Distance」を、「穂歌ソラ」でカバーした作品。ソラの音源は連続音版が使用されています。
穂歌(すいが)ソラは、UTAUで最も人気のある男声ライブラリで、KAITOやがくぽ、レンよりも癖のない青年の声で歌います。癖のない男声は貴重なので、ソロだけでなく合唱やコーラスにもよく使われています。
UTAUの欠点と言われる低音の影響を受けやすいためか男声音源は色々難しいようですが、ソラの音源は収録者によって何度も修正が加えられており、男声音源の中でも特に完成度の高い音源になっています。連続音の技術にも早々に対応し、収録者自ら意欲的に作品を発表しています。
声を当てた同じ人による女声版「穂歌サラ」も公開されていて、デュエットにも向いているようです。



 [UTAU] Camila "Amazing Grace"
英語VOCALOIDのデモとして伝統的に使われる讃美歌「Amazing Grace」を、UTAU音源「CamilaMelodia」に英語で歌わせた作品です。
UTAU動画はボーカロイド動画と共にYouTubeに転載されて海外のファンも多く、海外ファンによって新しい音源とキャラクターが作られる動きも出てきています。これは「UTAU海外組」としてニコニコ動画にも投稿されていて、UTAUならではの多様な音源の一部として日本人の使用者もいるようです。
その「海外組」の中でもYouTubeで人気が高く、主にボーカロイド曲カバーで多くの作品が作られているのが「CamilaMelodia」(男声バージョンは「CamiloAdagio」)で、なんと日英西の三ヶ国語対応のUTAU音源です。(スペイン語サンプル日本語サンプル)
専用のサイトなどもあり、製作者本人やファンによるイラストも多彩でなかなか本格的なUTAU音源です。
他の「UTAU海外組」については、この紹介動画が解りやすいと思います。



 【UTAU/揺歌サユ】cloud strider -sayu.edit-【素材サイト曲×自作詞曲】
音楽素材サイトの楽曲に作者が自作の詞を付けた作品で、歌うのはよく使われる女声ライブラリの
一つ「揺歌サユ」です。
揺歌(ゆりか)サユは、聞くと解る通り非常に特徴的な、ささやくような歌い方をします。
これは、今のところ発売されているどのボーカロイドでも出せない味で、多くの音源を持ち汎用性に
こだわる必要のないUTAUならではの個性的な歌声です。
UTAUにはよく似たウィスパーボイスの「雪歌ユフ」もいますが、サユの方が多少声が柔らかく、かすれが強いという違いがあります。とはいえすぐには聞き分けるのが難しいぐらいよく似ているので、人気を二分してしまっているようです。なんか名前も似てるような気がします。
キャラクター的には、パンダのインカムやチャイナ服など、中華風のイメージのようです。



「UTAU」には他にも多くの音声がありますが、多すぎるので主要な音声だけリンクを貼っておきます。この選択肢の多さがUTAUの魅力の一つですが、把握するのは大変です。

和音マコ「ファイスタ」 和音マコのソロ、オリジナル曲
桃音モモ「anger」 テトと並んで最古の音声の一つ、使用者も多い
欲音ルコ「星屑ユートピア」 VIPによる偽VOCALOID第二弾、身長197cmの12才
天音ルナ「ルナ~海の妖精~」 天音ルナのソロ、名前とかけたらしいです
雪歌ユフ「テレパステレパス」 サユとよく似たささやきボイスだけどメインはユフ、のはず
蟹音ぱん。「ダブルラリアット」 レンによく似た少年声
雷歌ヒビキ「炉心融解」 通称りんっぽいど、男声だが調整するとリンになる


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2008.09.06 (Sat)

歌姫とアイドルの共演・Voc@loidM@ster

現在ニコニコ動画で最も作品数の多い三大創作ジャンル「VOCALOID」「東方」「アイドルマスター」の
通称「ニコニコ御三家」は、それそれが独自のランキングと文化を持ち、ファン層や得意とする技術も異なります。しかし、時にジャンルを超えたコラボレーション作品が作られる事もあり、そういった複数ジャンルの要素を持つ動画に付けられる専用のタグもあります。
VOCALOID×アイドルマスター → 「Voc@loidM@ster」
VOCALOID×東方 → 「東方VOCALOID」(「東方ミク」)
アイドルマスター×東方 → 「東方M@Ster」
の三種類です。(数が多い順)
その中で最も数が多い「Voc@loidM@ster」(ボーカロイドマスター、略称ボカマス)は、ニコニコ動画上でユーザーイベント(Voc@loidM@ster祭り)が開催されたり専用コミュニティが作られたりと、独自の活動も多い小ジャンルになっています。
元々「VOCALOID」と「アイドルマスター」は比較的交流の多いジャンルで、その発祥は初音ミク発売以前にまで遡ります。
→詳しくは「初音ミク最初の騒動と、最初のP」も参照
→ニコニコでのアイドルマスター(通称ニコマス)についてはニコニコ大百科「アイドルマスター」
→東方とのコラボについては「ミクが歌う幻想郷・東方VOCALOID」

ボーカロイドとアイドルマスターのコラボ動画で多く使われる組み合わせは、敢えて分類するなら
大まかに三種類あると思います。
一つは、VOCALOIDオリジナル曲にアイマスのPV(MAD)動画を付けるタイプ。これは、アイマス側の
舞台で行われるコラボで、現在のボカマス動画の主流となっています。下の「ピンクスパイダー」や「ブラック★ロックシューター」がこのタイプです。
二つ目は、アイマスの公式曲をボーカロイドでカバーするタイプ。ボーカロイドジャンルでよく行われる創作活動の一環として作られるコラボで、ボーカロイドブーム初期はこれが主流でした。「隣に・・・」
「Kosmos,Cosmos」がこのタイプです。
そして、ボーカロイドのキャラクターとアイマスのキャラクターを共演させるタイプ。共演させる方法は様々で、テキスト系動画で同じストーリーに登場させて会話をさせたり、MMDでボーカロイド系モデルとアイマス系モデルを一緒に踊らせたり、アイマスキャラの歌にボーカロイドの声を合わせてデュエットさせたりといったパターンがあります。「二人の蒼い鳥」「Voc@loidM@ster祭り2 OP」のタイプです。
もちろんこれらに当てはまらないタイプもあるし、複数が合わさった作品もあるので、あくまで大体です。特にMMDでのコラボ作品は数が増えているので、四つ目の新しいタイプと言ってもいいかもしれません。

他ジャンルとのコラボ作品の楽しみは、異なる技術の交流と、異なるファンの交流にあります。
それぞれ違う技術を持つ二つのジャンルが合わさる事でまったく新しい作品が生まれ、違うファン
文化を持つ視聴者同士の交流によって、新しい視点で作品を見ることができます。
ボカマスで特に張り切るPも両ジャンルにいて、今後も楽しみな分野です。




 【アイドルマスター】律子/ピンクスパイダー【ボーカロイド】
リン使いのトップP「トラボルタP」のニコニコデビュー作「ピンクスパイダー」に、アイマスMAD(動画や音声を編集・改変して作られた二次創作動画)をつけた作品です。
ピンクスパイダーの歌詞と、アイドルマスターのアイドルの一人「秋月律子」の物語をオーバーラップ
させて、自分に自信がなかった律子がトップスターへの階段を上っていくストーリーを、ニコマス特有のゲーム画面のMADで再現しています。原曲の良さを生かしていて、律子ファンからも「律子ファンの聖地」のタグがつけられるほど支持されている傑作PVです。トラボルタPも「お気に入りの動画」として自分のブログでこの動画を紹介しています。
このように、ボカロオリジナル曲にアイマスMADを合わせた作品は、現在のボカマスの主流になっていて、ほとんどはアイマスPがボカロ曲を素材として借りる形で作られます。
アイマスPにとっては得意分野なので多くの作品が作られていますが、どうしてもキャラクターと声に違和感が生じてしまうという欠点もあります。



 やよいロイドで ~ブラック★ロックシューター~+PV
ryoさんの大ヒット曲「ブラック★ロックシューター」を、ハロPが人力VOCALOIDの技術で「高槻やよい」の声で歌わせて、矢夜雨PがやよいのダンスPV動画をつけた作品です。
歌声にもダンスにも不自然さがまったくなく、ブラック★ロックシューターが最初からアイマス公式曲だったのかと思ってしまいそうなほど完成度の高いMADです。
動画を付けた「矢夜雨(やよう)P」はデビュー作がボカマス動画というアイマスPで、ボカマスの名作も多く作っている、祭りには欠かせない人となっています。
この動画で使われている技術「人力VOCALOID」とは、特定のキャラクターの歌や音声を集めて、
一音ずつ切り貼りして別の歌を歌っているように編集するという音声MADの一種で、非常に高度で
根気のいる作業です。力技なので音の繋がりなどはブツ切れになるのが普通ですが、VOCALOIDで神調教師と呼ばれた「ハロP」だけはその問題も克服し、どう聞いても本人が歌っているとしか思えないレベルの人力VOCALOID作品をいくつも作っています。
ボカロ曲にアイマスMADを合わせるタイプの動画ではどうしてもキャラクターと声の違いに違和感が
残ってしまいますが、人力VOCALOIDの技術を使うことでキャラと歌声を一致させて、一歩進んだ
コラボ作品にすることができます。ただし、人力VOCALOIDは個人の技術と大変な手間が必要なので、特に自然に歌わせているものとなると数はそれほど多くありません。
このタイプの名作は、「アイドルマスター 星井ミキの消失 -BLACK END-」「アイドルマスター ~星のカケラ feat.天海春香~+PV」などがあります。



 アイドルマスター『隣に・・・』”Piano Anthem” ver. feat.VOCALOID KAIKO
アイドルマスターのアイドルの一人「三浦あずさ」の持ち歌「隣に・・・」のピアノアレンジバージョンを、ちょいワルPがKAITO(KAIKO)&ボーカロイドオールスターでカバーした作品です。
LEONを使ったネタ動画の印象が強い「ちょいワルP」ですがボカマス好きでもあり、この作品ではネタは排除して神カバー職人としての実力を発揮しています。高音KAITO(KAIKO)の抑揚のきいた歌唱に、高音LEONやちょいワルP所有ボーカロイド達(総額20万円・奥さんには内緒で購入)の豪華コーラスが付き、数あるアイマスカバー動画の中でもトップクラスの名作になっていると思います。
特に、後半のコーラスを担当する女声LEONは迫力です。
ちなみに、ちょいワルPのボカマスでの普段の所業はこんなのとかこんな感じです。
この動画のようにアイマス公式曲をボーカロイドPがカバーするタイプのボカマス動画は、ボーカロイドブーム初期のカバー全盛の時期に多く作られ人気になりました。(「GO MY WAY!!」「隣に…」など) 
しかし、後にオリジナル曲が主流になったことでこのタイプの比率は減り、ボカロオリジナル曲にアイマスPVをつけるタイプが目立つようになっていきます。



 Kosmos,Cosmos をミクたちに歌い踊ってもらった【Voc@loidM@ster祭り2】
「萩原雪歩」の持ち歌「Kosmos,Cosmos」をミクでカバーして、MMDでPVをつけた作品です。
ボーカロイドとアイマス両方で作品を作っている「cocoonP」と、大ヒットした「LOVE&JOY」モーションを作ったMMDの神職人「わさびP」による合作で、ミクの歌に合わせてミク・リン・ネルの三人がオリジナルのモーションで踊っています。
分担したことでそれぞれの得意分野が活かされて、調教も振り付けも高いレベルの傑作です。
これもアイマス曲をボーカロイドでカバーした動画ですが、MMDを使うことでよりアイマス的な動画
演出になっています。
MMDを使ったボカマス動画は次第に増えていて、曲がボカロで動画はアイマスといった単純な役割分担ではなく、様々なパターンの共演が可能になってきています。アイマスモデルやアイマス風ミクモデルなども作られているので、今後はさらに種類が増えるのではないかと思います。



 【千早】二人の蒼い鳥【KAITO】
告白Pの得意とするADVゲーム風テキスト動画で、KAITOと如月千早の心の交流を描いた作品です。
アイドルとして扱われる事を拒み、歌にどこまでも真摯に向き合う千早と、かつて失敗作と呼ばれ、歌うためには仕事を選ばないKAITO。この二人の物語が、アイマスの名曲「蒼い鳥」にのせて語られます。ボーカロイドとアイドルマスター、両方のキャラクターを熟知していないと作れない名作ショートストーリーです。クライマックスシーンのデュエットもいい演出です。
作者の告白Pは文字読みボーカロイド作品「初音ミクの告白」シリーズが代表作ですが、Voc@loidM@ster祭りで発表した「二人の蒼い鳥」と「ハジメテノオト」によってボカマスでも有名になり、第二回Voc@loidM@ster祭りでは主催者としてイベントを盛り上げました。
この作品のように、ボーカロイドとアイドルマスター双方のキャラクターを、パラレル的な世界で共演させたりデュエットさせるタイプのボカマス動画は、作るのが大変なのか、MMDを除くとそれほど多くありません。
有名なのは、「ぼかます劇場【手抜き漫画】」「ちひゃーの「遠い音楽」をKAITOに聞かせたところ(ry【Voc@loidM@ster祭り2】」「【ボカマス】幻想ニ入ル【御三家】」などがあります。



 【アイドルマスター】Voc@loidM@ster祭り2 OP【VOCALOID】
2009年4月に行われた「Voc@loidM@ster祭り2」のオープニング動画です。
人力ボカロ:ハロP / MMD:ダサツマP / 音響:コーヒーさん / PV・特殊効果:もう、ダメP / 紙芝居パート:告白Pによる豪華なコラボで、短いイベント用動画ではありますが、これ自体が最高の
ボカマス作品でもあります。
ボカマスを繋ぐ二つの技術「MMD」と「人力VOCALOID」が両方とも効果的に使われていて、ミクと
やよいが自然にボカロ曲でデュエットを歌い、同じ画面に登場して掛け合いをしています。
ミクの大ヒットオリジナル曲に、ハロPの人力VOCALOID、MMDアイマス風モデルにアイマスPの動画技術、そして会話部分は告白Pの文字読みボーカロイド(NovelsM@ster)と、ボカマスの様々な要素を全て盛り込んだような動画です。
「Voc@loidM@ster祭り2」はイベント自体も盛況で、多くの名作ボカマス作品が生まれました。
→祭りの作品は、「Voc@loidM@ster祭り2」の作品ピックアップ



 アイドルマスター 伊織×オヤスミサラウンド
一番上の「ピンクスパイダー」と同じ、ボカロオリジナル曲にアイマスMADを合わせた、オーソドックスなタイプのボカマス動画です。
ミクの調教に定評のある「機材欲しいP」の曲と、「しちやんP」のアイマスならではの映像技術が合わさって、幻想的なダンスPVになっています。
同じコンビで「アイドルマスター×VOCALOID 雪歩×night curtain 【Voc@loidM@ster祭り2】」も作られていて、そちらも名作です。


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2008.09.08 (Mon)

ミクが歌う幻想郷・東方VOCALOID

ニコニコ動画の三大創作ジャンル、通称「ニコニコ御三家」の中で、「VOCALOID」と「東方Project」の要素を併せ持った作品に付けられるタグが「東方VOCALOID」(東方ミク)です。
→ニコニコでの東方Project(通称・東方)についてはニコニコ大百科「東方Project」
→アイドルマスターとのコラボについては「歌姫とアイドルの共演・Voc@loidM@ster」

東方Projectは同人として歴史が長く、規模も大きいジャンルです。その創作技術の特色は、原作者
ZUN氏の素晴らしい楽曲を元にした様々な「アレンジ」にありますが、主な発表の場はニコニコ動画よりは同人イベントやコミケにあり、ニコニコ動画で人気の東方系動画もそれらからの転載の割合が
多いという特徴があります。
「東方VOCALOID」(東方ミク)は三大ジャンル間のコラボタグ三つの中で二番目に作品数の多いタグですが、ファン文化自体の関わりも深い「Voc@loidM@ster」と違って、ジャンル同士の交流のようなものはほとんどありません。「東方VOCALOID」のタグも完全に整備されてはおらず、「東方ミク」「東方野菜汁」などに分散していて、分類タグ自体が付けらない事も多いようです。
しかし、「ツールとしてのVOCALOID」の東方との関わりは比較的古く、ニコニコ動画ができるより前、最初のVOCALOIDである「LOLA」「LEON」の発売直後からVOCALOIDの歌う東方曲カバーが発表されていました。東方アレンジ曲の中にも、VOCALOIDが歌っているものがオリジナルの作品もあります。
ニコニコ動画ができて初音ミクがブームになってからは、ボーカロイドでカバーする題材として東方曲は人気があり、多くの名カバーが作られました。現在でも、ニコニコ動画の「東方VOCALOID」動画は多くが既存の東方曲をボーカロイドでカバーした作品になっています。




 【初音ミク】sweet little sister[U.N.オーエンは彼女なのか?]【まじめに】
東方曲「U.N.オーエンは彼女なのか?」をサークル「Silver Forest」がボーカルアレンジしたものを、
フルみっくPがミクでカバーした作品です。
原曲の【U.N.オーエンは彼女なのか?】VocalArrange −sweet little sister−はニコニコ動画の東方
ジャンルで最も再生数の多い人気動画で、原作ゲーム「東方紅魔郷」のEXボス・フランドールの
テーマ曲をアレンジしてオリジナルの歌詞とボーカルをつけた二次創作作品です。
この曲の低めで凄みのある歌声をミクでここまで再現するのは低音も得意なフルみっくPならではで、声の抑揚も忠実に表現しています。
フルみっくPはカバー職人の中でもミクによる東方曲カバーを特に多く作っているPで、他にも
「Sweets Time[U.N.オーエンは彼女なのか?]【囁き声】」「フルみっくで 患部で止まってすぐ溶ける~狂気の優曇華院」「フルみっくで ケロ⑨destiny」「フルみっくで シアワセうさぎ」などの作品があります。どれも神調教の傑作カバーです。
「東方VOCALOID」で最も多いのが、この作品ような東方ボーカルアレンジのカバー作品で、多くの
カバー職人が東方曲を手がけています。フルみっくPの他にはハロPの「Miracle∞Gumiracle」、awkさんの「ケロ⑨destiny」、クエン酸Pの「リンで魔理沙は大変なものをごっすんg(ry」、かうち姫Pの「「にとり」/舞風」などの名作カバーがあります。



 【東方】ぽっぴっぽー【てゐ支店】
ニコニコ内でジャンルを超えたブームとなったラマーズPの「ぽっぴっぽー」に、東方キャラのPVをつけた動画です。
東方VOCALOIDとしては比較的珍しい東方曲カバー以外でのコラボ作品で、東方キャラ「てゐ」と
「鈴仙」のうさぎコンビが登場するノリのいい手書きPV動画です。
東方VOCALOIDの中で最も再生数が多く、とにかく数が多いぽっぴっぽー派生作品の中でも上位に位置する人気動画となっています。
PV作者の「ノヤ」さんは東方系PV職人で、代表作「ってゐ!~えいえんてゐVer~PV風」「ラクト・ガール」などの大ヒットPVを手がけています。
ボーカロイドオリジナル曲に東方キャラのPVをつけた作品としては、他に「ダブルスカーレット」「わりばし⑨」「ハイセンスナンセンス」などがあります。どれも、東方に限らず様々なジャンルに波及するブームを作り出した曲を元にしています。



 砕月 ~天零萃夢~ 1.40
「東方萃夢想」の萃香のテーマ曲「砕月」をアレンジして歌詞をつけたもので、MEIKOが歌っている曲です。アレンジ「飛絨毯」さん、作詞「あおぎり」さんによる作品で、飛絨毯さんのサイトで公開されました。
人との絆を奪われ伝説に消えゆく鬼たちを物語る奥深い歌詞と、それに負けない素晴らしいMEIKOの調声ですが、オリジナルは少し音量が低く聞き取りづらいのでこの動画は飛絨毯さんが再調整を行った修正版です。
VOCALOIDブームどころかニコニコ動画ができるより前の2005年4月に発表された作品で、カバーではなく最初からMEIKOが歌っているものがオリジナルとなりますが、VOCALOIDの存在を知らず普通に人間が歌っていると思っていた人も多かったようです。
東方アレンジ曲をVOCALOIDに歌わせて発表する例は他にもいくつもあり、ツールとしてのVOCALOIDと東方は、DTMという共通点もあって古くから関わりを持っていました。現在も残っている中で最も古いのは、LOLAを使って2004年3月に2chVOCALOIDスレで発表された「おてんば恋娘-Vocaloidver-」(ファユファユ、雪ちよちよ、などの別名あり)だと言われています。2004年3月と言うと、世界初の正式VOCALOIDであるLOLAとLEONが一般販売された月なので、VOCALOIDは誕生の直後から
東方曲を歌っていた事になります。とはいえ、ボーカロイドジャンル自体が存在しないので、この時点では単なるDTMの1ツールを使用したという以上の意味はありません。



 【MikuMikuDance】にとりの唄をミク達に踊らせてみた
「東方風神録」の河城にとりのテーマ曲「芥川龍之介の河童」にネタ系の歌詞をつけた「にとりの唄」を、ワンカップPがMEIKOとミクのコンビに歌わせた動画、に合わせて二人のミクが踊るMikuMikuDance動画です。
のん気でちょっとアホっぽい歌詞と三拍子のリズムがワンカップP独特の優しい調声とよく合っていて、MMDの振り付けもかわいく作られています。歌はミクとMEIKOですが、この動画を見たワンカップPによって、動画の内容に合ったミク×2の歌に差し替えたバージョンも作られました。
MMDの東方系作品はまだそれほど多くはありませんが、東方キャラのMMDモデルや幻想郷の背景も次々と作られているので、今後は増えていくかもしれません。この作品では東方曲に合わせてミクが踊っていますが、逆のパターンでミクオリジナル曲に合わせて東方キャラ(輝夜・永琳・鈴仙)が踊る動画「WhiteLetter 永遠亭ver」もあります。
ワンカップPはこの「にとりの唄」や「おてんば恋娘(雪ちよちよ)」などの曲を気に入っているようで、
新しいボーカロイドを入手するとまずこれらの曲を歌わせて投稿するのが恒例になっています。
「~が来ない愛のテーマ」と共に「ワンカップPの恒例行事」と呼ばれることもあり、ボーカロイドファンにとっても馴染みのある曲です。



 初音ミクで「少女さとり」+α
独自の路線で東方曲に歌詞をつけてボーカロイドに歌わせ続ける東方VOCALOID作者「YAMADA-SUN」による作品。原曲は「東方地霊殿」古明地さとりのテーマ曲「少女さとり ~ 3rd eye」です。
地霊殿の主にして心を読む妖怪「古明地さとり」が、深刻な悩み(?)を打ち明ける歌で、後半はトークロイドになっています。
YAMADA-SUNは、「カリスマブレイクに定評のあるうp主」という別名でも知られていて、東方のボスキャラクターのカリスマ性を次々と崩壊させていく独特のオリジナル歌詞をミクやリンに歌わせるのが作風です。イラストも非常に味があり、登場する東方キャラがなぜか全員はちゅね顔になっています。おかげでサムネイルも異様な存在感を放っていて、一目で特定できます。とにかくボーカロイド
要素と東方要素が妙な混ざり方をしていて、他にはない独特のスタイルの作者さんです。
YAMADA-SUNはこれ以外にも同じスタイルで多くの東方VOCALOID作品を発表していて、
「少女幻葬」「もう歌しか聞こえない」「ネイティブフェイス」など多くの人気作品を作っています。



 【鏡音リン】午後のウサギ【うどんげ】
「東方永夜抄」鈴仙・優曇華院・イナバのテーマ曲「狂気の瞳 ~ Invisible Full Moon」を、ボーカロイド作者のラムネPがアレンジしてリンに歌わせた作品です。
「狂気の瞳」は、IOSYSさんによる「患部で止まってすぐ溶ける~狂気の優曇華院」の激しく狂った
高速アレンジが有名ですが、この「午後のウサギ」では優しくほのぼのした曲にアレンジされていて、リンが素朴に歌っています。
原作ゲームの限られた原曲から様々なアレンジを作り出すのが東方ジャンルならではの音楽創作のメインで、人気曲には無数のアレンジバージョンやボーカルが存在します。しかし、その創作の中心となるのはあくまで同人誌即売会などのイベントやそれに参加するサークルで、ニコニコ動画で人気の東方系音楽動画は同人CDなどから転載されているものも多く、議論の対象になっています。
その中で、この作品のようにニコニコ動画内で独自に創作された東方曲アレンジには「東方自作アレンジ」というタグが付けられ、区別されているようです。
VOCALOIDを使った東方自作アレンジとしては、東方・ボーカロイド両方のファンに支持され大人気となった「チルノのすうがく教室」などがあります。


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2008.09.10 (Wed)

ボカロオリジナルを歌って合わせて演奏してみた

ボーカロイドは、音楽ジャンルとしてみた場合、ニコニコ動画でも珍しい一次創作を主体としたジャンルです。そのためカバーやアレンジを主体とする他の音楽ジャンルとのコラボレーションが容易で、オリジナル楽曲を提供する形で頻繁にコラボ作品が作られます。
「歌ってみた」「演奏してみた」「踊ってみた」などがその代表で、ボーカロイドが歌うP達のオリジナル曲を、人間が歌ったり、楽器で演奏したり、振り付けして踊ったりするわけです。
特に「歌ってみた」においては現在1/3~1/4程度がボーカロイド曲を歌っていて、「ボカロオリジナルを歌ってみた」という専用タグが付けられる一つのジャンルになっています。
基本的に合成音で作られる事が多いボーカロイド曲を、生のボーカルや楽器演奏に置き換える事で、DTM音源だけでは表現できない名作も生まれています。VOCALOIDの声が苦手で「ボカロオリジナルを歌ってみた」を専門に聞くという人もいるようです。
「歌ってみた」はニコニコ動画でも最も古くから人気のあるジャンルの一つですが、その時流行っている既存アニメの曲などを歌う事が多く、常に権利者削除の危険が伴います。
歌う(演奏する・踊る)曲選択の最も大きな基準は原曲への思い入れだと思いますが、ボーカロイドオリジナル曲であれば権利者削除の問題はなく、原曲のファンも多く視聴してくれるため「歌ってみた」で使われる機会が増えるという面もあるようです。
原曲側にとっても、派生動画の一つとして「歌ってみた」が作られて人気になると、リンクを辿って元曲も注目されることになり、より多くの人に作品を聞いてもらえるという効果があります。
相乗効果でどちらにも益のある理想的なコラボに思えますが、実際は両ジャンルのファン同士の認識の相違から荒れたり毛嫌いされる事も多く、なかなか難しい問題もあるようです。
今回は、様々なタイプの「ボカロオリジナルを歌ってみた」を中心に、他の音楽ジャンルとのコラボ作品を貼ってみたいと思います。




 「コンビニ」を歌ってみた(フルVer.)
「歌ってみた」ジャンルでトップクラスの人気を持つ男性ボーカリスト「halyosy」さんが、ミクオリジナル曲「コンビニ」をカバーした動画です。動画は手書きPV版を使用しています。
この動画はhalyosyさんの歌唱力と独自のギターアレンジで大人気となり、オリジナルを超えるほどの再生数になっています。「ボカロオリジナルを歌ってみた」は、元動画で配布されるカラオケ音源などを使ってそのまま歌を当てたものが主流ですが、この作品のように独自のアレンジや歌声に個性を出した作品が特に人気となる傾向があるようです。
歌い手のhalyosyさんは2chカラオケ板の元常連で、バンド「absorb」のメンバーとして活動もしているミュージシャンです。「ボーカロイド」「歌ってみた」両ジャンルの転機となったメルトブームがおきたきっかけの一つが、このhalyosyさんの初投稿動画「メルト」を歌ってみた(男性キー上げVer.)でした。
halyosyさんがメルトを歌って人気になると、その後を追うように「ガゼル」「青もふ」「あにま」「歌和サクラ」などの人気歌い手達が次々とメルトをカバーして、「歌ってみた」によるボーカロイド曲カバーの流れが広まる事になります。「歌ってみた」をきっかけに流入した新たなファン層によるボーカロイドジャンルの拡大・変質と、自演騒動で沈滞していた歌ってみたジャンルの復活を促し、両ジャンルの重なる「ボカロオリジナルを歌ってみた」が一気に定着したのも、このhalyosyさんの作品の影響が大きいと言えるでしょう。
しかし、実力もニコニコ動画に与えた影響も大きい反面、実名を晒している分アンチも多く、残念な事にプロがニコニコ動画で活動する事への反感を覚える層の不満や嫉妬のぶつけ先として標的にされている面があります。これは、匿名ネット文化の影響が強いニコニコ動画において、中の人がクローズアップされやすい「歌ってみた」ジャンルの抱える深刻な問題点の一つでもあるようです。



 メルト-Band Edition-女性キーVer-歌ってみました。by歌和サクラ
すべてのボーカロイド曲の中で最も多く「歌ってみた」が作られているのがこの「メルト」ですが、この動画はその中でも特に高い人気を持つ一つです。
単なるカラオケの「歌ってみた」ではなく、「ピルクル」「AS」「おぐにゃ」「ティッシュ姫」の四人の奏者が別々に投稿した「演奏してみた」動画を編集で合わせて「Band Edition」としたものに、「歌和サクラ」さんが歌をつけたコラボ作品です。
「演奏してみた」ジャンルも「歌ってみた」と同じくボーカロイドオリジナル曲をカバーする事が多く、特にryo作品などの人気曲には、多くの奏者がそれぞれの楽器で演奏して動画を投稿します。楽器の種類はギター・ベース・ドラム・ピアノ・ヴァイオリン・リコーダー・和楽器など様々で、この動画のようにそれらを合わせて、バーチャルバンドとして編集したものが作られる事もあります。
この動画で楽器を演奏している「演奏してみた」ジャンルの奏者たちもそれぞれ人気のある人達で、中でもベースを担当する「ティッシュ姫」(右下のコスプレの人)は「演奏してみた」を代表する人気奏者の一人です。自らアレンジなどもこなし、ボーカロイド曲を多く演奏しているだけでなく、自分で初音ミク曲を発表した事のあるPでもあります。ボーカロイドCDのベースを担当することもあり、ボーカロイドと関わりの深い奏者です。(ティッシュ姫のインタビュー記事)
また、ボーカルの歌和サクラさんは「歌ってみた」でトップクラスの人気を持つ女性歌い手の一人で、綺麗な歌声と高い歌唱力を持ち、やはり自分で曲のアレンジや作詞作曲もこなす実力派として知られています。歌うのはボーカロイドオリジナル曲専門で12もの殿堂入りを持つ他、ティッシュ姫と同じようにミクに歌わせた自作曲も発表しています。(歌和サクラさんのインタビュー記事)
このように、通常DTM音源で演奏され歌われるボーカロイド曲を「演奏してみた」「歌ってみた」の人達が生音に吹き代えた動画は、DTMの合成音が苦手な人達にも受け入れられやすく、新たなボーカロイドファン獲得にも一役買っているようです。
作曲・演奏・ボーカルをそれぞれ専門分野の人で分業するこのタイプのコラボは、プロの音楽活動に近いスタイルと言えるかも知れません。



 【★☆】合唱『ブラック★ロックシューター』-Band Edition【☆★】
[TEST]、うp主(ギタリスト)、紅い流星、地味侍、おぐにゃ、の5人による「演奏してみた」Band Editionと、ゴム、halyosy、nayuta、歌和サクラ、の4人の「歌ってみた」合唱+ミクを合わせた「ブラック★ロックシューター」の合唱シリーズ動画です。
「歌ってみた」ジャンルでは、人気曲を多くの歌い手が歌った場合、後に別の人によって編集されて一つの動画にまとめられることがあります。これが「合唱シリーズ」(もしくは「合わせてみた」)と呼ばれる作品で、多くの歌い手が一度に登場して、編集者の趣向を凝らした動画作りも楽しめる人気シリーズです。実際はパート分けしているわけではないので、合唱というより斉唱になります。
この動画に登場する「ゴム」「halyosy」「nayuta」「歌和サクラ」の四人は、いずれも「歌ってみた」ジャンルでは古参の歌い手達です。四人とも個性的な歌声で「歌ってみた」ジャンルでトップクラスの人気を持ち、特に「ゴム」さんのパワフルな熱唱は知られています。ボーカロイドとの関わりも深く、ボーカロイドオリジナル曲を多く歌っているだけでなく、nayutaさん以外の3人は自らボーカロイド曲を作って発表もしています。
また、この動画の編集者「裏ンティスの人」も、特に「ボカロオリジナルを歌ってみた」の合唱を多く作っている有名職人です。
合唱シリーズ動画には「アバター」や「覚醒」などの独特な編集手法がありますが、よく使われるお約束として定着しているクライマックスの元祖歌い手登場や、アバターの選択に元歌との関連を持たせる手法などは「裏ンティスの人」の作った作品の影響だと言われています。どちらも原作を尊重する演出で、元歌とファンに対する作者の配慮が感じられて、「歌い手」「原作」どちらのファンにも人気が高いようです。



 合唱『Just Be Friends』ってみた
Dixie Flatlineさんのルカオリジナル曲「Just Be Friends」を歌った「歌ってみた」作品を集めて合わせた合唱動画で、参加している歌い手は「halyosy」「ゆ~だ」「Pe:」「祭屋」「みつむし」「シャノ」「みちる画伯」「歌と猫(投稿者名)」「meola」「ヲタ姐」「色葉」さんと「巡音ルカ」です。
恋人の切ない別れをルカが歌った「Just Be Friends」は「歌ってみた」でも大きなブームとなり、2009年ニコニコ動画で最も多く歌われた曲「magnet」や、「炉心融解」「ロミオとシンデレラ」などと並んで歌ってみたジャンルの定番曲になっています。
「歌ってみた」では歌い手が人気曲に集中する傾向があり、この曲にも様々な組み合わせで30以上の合唱動画が作られています。「合唱動画を合わせた合唱動画」があるほどです。
ボーカロイド曲の合唱だけを繋げたツアーが企画されて好評を得たり、曲によっては大迫力の130人合唱227人合唱なども作られていて、もう一つのジャンルと言えるかもしれません。



 「千年の独奏歌」を歌ってみたSquaDus
KAITOの代表曲「千年の独奏歌」を、SquaDus(スクァドゥス)さんが歌った「歌ってみた」動画です。
独特の訛りのある低音ボイスと、民族風の原曲イメージをさらに膨らませた異国情緒溢れるアレンジが人気の動画で、日本語で歌っていますが歌い手のSquaDusさんはイスラエルの人です。投稿は恐らくイスラエルからで、日本語も堪能ではないそうですが、歌ではかなり正確な発音なのでかつては日本人疑惑もあったほどでした。
ニコニコ動画のボーカロイド作品は、世界最大の動画投稿サイト「YouTube」にも多く転載されていて人気もあり、国外のボーカロイドファンも少なくないようです。そのため、YouTubeやニコニコ動画には外国人作者のボーカロイド曲(日本語ボーカロイドを使ったもの)や、MMD動画、外国語の歌ってみたなどもかなりの数が投稿されています。
外国人の歌い手による「ボカロオリジナルを歌ってみた」の代表的な作品としては、多くのボーカロイド曲を日本語で歌っている香港の歌い手「ほんこーん」さんによる「メルト」や、ベネズエラ人によるスペイン語の「ココロ」、中国人留学生「パンダ氏」が中国風の原曲を中国語に翻訳して歌った「紡唄 -つむぎうた-」などがあります。



 【トゥライ】「celluloid」歌ってみた
bakerさんの初期の代表曲「celluloid」を、人気歌い手「トゥライ」さんが歌った動画です。
この曲はボーカロイドブーム最初期に人気になった曲で、ボーカロイドオリジナル曲で一番最初に「歌ってみた」で歌われた曲だと言われています。後に「メルト」をきっかけに流行し、「歌ってみた」の主要ジャンルになっていく「ボカロオリジナルを歌ってみた」の原点と言える曲かもしれません。
多くの歌い手がこの曲を歌っていますが、その中でも最も再生されているこの動画の歌い手「トゥライ」さんは、奇をてらわない綺麗な歌声と歌唱力の高さでトップクラスの人気を持つ男性歌い手です。そして、同時に有名ボーカロイド作者「流星P」でもあります。
当初は同一人物だと明かさずに両方の分野で人気を獲得していた多才の人で、ボーカロイドPとしてミリオン(magnetRIP=RELEASE)、歌い手としてハーフミリオン(炉心融解サンドリヨン)の作品をそれぞれ複数持っています。「トゥライ」として活動する時はボーカロイド曲を専門に歌いますが、「流星P」のボーカロイド曲を「トゥライ」として歌う事はほとんどありません。唯一「magnet」で、自作曲を自分で歌っています。
自分の歌を自分で歌うボーカロイドPは割と多くいますが、ネタ扱いではなく歌ってみたでも高く評価されている人としては他に、ボーカロイド・歌ってみた両方で殿堂入りを持つ「samfree」さん、ボーカロイド曲として発表した自分の曲を自分で歌うといつも再生数を越してしまう「ボカロ殺し」の異名を持つ「杏あめ(匿名希望の東京都在住)」さんなどがいます。
また、それとは逆に有名歌い手が自作ボーカロイド曲でも高く評価された例としては、halyosyさんの「桜ノ雨」「Fire◎Flower」や、ゴムさんの「Good-Morning!」などが代表的です。
→「魅惑の美声ルカ・マスター 流星P作品」へ



 【歌ってみた】少年銀河【ショーター】
トラボルタPのレンオリジナル曲「少年銀河」を、ショーターさんが歌った動画です。
ショーターさんは独特のハスキーな声とゆったりとした歌い方をする個性派の歌い手で、原曲のレンとはまったく違う印象の歌声ですが、ひたむきに夢を追う少年の姿を歌ったこの曲を自分なりに歌いこなしています。原曲とはまた違った良さがあり、特にラストのサビ部分の熱唱は思わず引き込まれます。この作品のような独特の歌唱をボーカロイドで作るのは難しく、人間の歌い手ならではと言えるかもしれません。
ショーターさんは有名な歌い手というわけではありませんでしたが、この作品は新着動画をランダムに流すことで埋もれる新作を減らそうと開始された公式生放送「世界の新着動画」に選ばれたことで人気になりました。「世界の新着動画」が理想的な効果を発揮した例と言えるかもしれません。


最終更新・2010/1/13 人気ブログランキングへ ←押してもらえると励みになりますm(_ _)m

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2008.09.12 (Fri)

ボカロオリジナルを踊って演じて~してみた

ボカロオリジナルを歌って合わせて演奏してみた」では「歌ってみた」「演奏してみた」でボーカロイド曲をカバーしたコラボ作品を紹介しましたが、音楽系の「やってみた」ジャンルとしては他にも「踊ってみた」があります。
ボーカロイドと「踊ってみた」のコラボとしては、ボーカロイド曲に合わせて踊ったりオリジナルの振り付けをする形が一般的です。専用の「ボカロオリジナルを踊ってみた」というタグもありますが、元々「踊ってみた」自体がネタ動画も多いカオスなジャンルで、顔出しを避けるネット文化の影響もあってか「ボカロオリジナルを歌ってみた」と比べるとかなり数が少なくなります。
このジャンルのコラボでは、ボーカロイド曲の新しい振り付けを創作して公開しているプロのダンサー「Yumiko」さんの作品や、ゲーム「初音ミクProject DIVA」のコラボ企画として開催された課題曲の踊ってみたコンテストなどが行われています。
また、「歌ってみた」「演奏してみた」「踊ってみた」以外にも、演劇作品や身体を使ったパフォーマンス系作品など、ジャンル分けの難しい人気コラボ作品もあります。
今回は、ボーカロイド曲を使った「踊ってみた」と、その他のパフォーマンス系動画からいくつか紹介したいと思います。数は少ないものの、個性的な作品が多いです。




 【ロリMEIKO】 Nostalogic (single edit) 【実写PV】
ボーカロイドの限界を超えた神調教で知られる「yuukiss」さんの人気MEIKO曲「Nostalogic」のフル版に、フランス在住のプロダンサー「Yumiko」さんが振り付けをして踊り、それを第4回MMD杯優勝者でもあるPV職人「@まさたかP」がPVとして完成させた、豪華なコラボ作品です。
「踊ってみた」はニコニコ動画の音楽関連ジャンルの一つですが、全体的にかなりフリーダムでネタ的な動画も多い傾向があります。しかし、中にはこの動画のように本格的なダンスを発表して、ボーカロイドジャンル(主にMMD関連)に影響を与える踊り手もいます。
この動画の「Yumiko」さんはプロの舞踊家で、ミクのコスプレでフランスのダンスコンテストに出場している動画がニコニコに転載されたことから知られるようになりました。
その後はボーカロイド曲で創作ダンスを多く踊り、MMD用に振り付けを提供したりMMD杯の審査委員になるなどの活動で人気になっています。「Nostalogic」のショート版の踊ってみたではMEIKOを思わせる衣装と振り付けを披露していて、それがMEIKOのイメージにピッタリはまっていたことから「リアルMEIKO」とも呼ばれるようになりました。ダンスが本格的で、踊ってみたの中では珍しいプロレベル(プロですが)のダンサーです。
Yumikoさんが新しい作品を発表すると、その振り付けで多くの「踊ってみた」が投稿されるのも特徴で、この「Nostalogic」でも多くの踊り手がMEIKO風のドレスで踊った動画を投稿しています。
この他の「踊ってみた」とボーカロイドの関わりとしては、踊ってみたで一時ちょっとしたブームになり、トップ人気の踊り手「阿部子」さんを始め多くの人が踊った「ネギ踊り」や、初音ミクのリズムゲーム「Project DIVA」の振り付けの「踊ってみた」が公式募集された「PJDIVA踊ってみたWIM」「PJDIVA踊ってみたMIKU」などがあります。



 【初音ミクの消失-DEAD END-】手話で歌ってみた。【むしろ演じてみた?】
「歌ってみた」「演奏してみた」「踊ってみた」に近いものの、どれにも分類できない動画もあります。
この動画は「ぼろっきゃす」さんが、ミクの超高速曲「初音ミクの消失」を手話で歌うというもので、見た感じは「踊ってみた」にも近い動画です。
手話は元々、手の動きだけでなく表情や演技によっても感情を伝えるものですが、この動画でもぼろっきゃすさんの早送りの手話と迫真の演技が合わさって、素晴らしい曲表現になっていると思います。
数は多くないものの、この他にも手話でのボーカロイド曲「歌ってみた」は何人かが投稿していて、おススメです。
ちなみに、この動画を最初に紹介して人気のきっかけを作ったのは、元2ch管理人「ひろゆき」氏でした。



 【新ジャンル】ダブルラリアット 回ってみたでござる【回ってみた】
ルカの人気曲「ダブルラリアット」に合わせてシルホイールでひたすら回る、珍しい本格的なパフォーマンス動画です。ダブルラリアットを単にBGMとして使っているだけでなく、演技や振り付けも歌詞の内容に合わせて構成されています。
「シルホイール」(一輪ラート)とはサーカスや大道芸で使用されるリング(とそれを使った演技)の事で、開発者であるDaniel Cyr氏の名前にちなんで名付けられた比較的新しい道具だそうです。ダイナミックな回転が特徴で、この動画でも歌詞に合わせて様々な回転を見せてくれます。
演者は藤山晃太郎さんで、本業は江戸古典奇術「手妻(てづま)」の数少ない継承者です。伝統芸能の担い手として国内・国外のイベントに多く出演していますが、なぜかボーカロイドと東方にも詳しいらしく、ケーブルテレビの番組内で東方曲「幽雅に咲かせ、墨染の桜」を流してシルホイール演技をしたりもしています。
この「ダブルラリアット」は藤山さん本人がニコニコ動画に投稿したもので、シルホイールの珍しさと本格的な芸で人気となりました。この他にも本業の手妻をボーカロイド曲「紅一葉」(ヤマイさんの歌ってみたカバー)に合わせて演じた「【紅一葉】手妻ってみたでござる【故意のヤマイ】」も投稿しています。こちらも曲の内容に合わせて演技が構成されていて、素晴らしい手妻の技を見ることができます。



 「チョコレート・トレイン」を歌ってみました。by タイツォン × absorb
ニコニコ動画と縁の深い人気バンド「absorb」のメンバー「halyosy」「that」さんが出演して制作された、本格的な実写PVです。曲はミクオリジナル曲「チョコレート・トレイン」を人気歌い手・タイツォンさんがカバーした動画を元に、halyosyさんの歌も加えてアレンジしたものです。
halyosyさんの「歌ってみた」+タイツォンさんのラップアレンジで高い人気を持つカバーですが、halyosyさん本人が出演して作られたPVもプロだけあってかなり完成度が高く、人気の一因になっています。
このタイプの、人間が直接出演して曲のイメージに合わせて演技する実写PVは、メジャー音楽では一般的ですがボーカロイド曲のPVとしてはほとんど作られません。作られたとしても、顔出しであることからニコニコ動画ではあまり良い評価をされない傾向があります。やはり演技となると「歌ってみた」「踊ってみた」以上に素人には敷居が高いのかもしれません。
人間が登場して演技するボーカロイド曲PVとしては、YouTubeで多くのボーカロイド曲実写PVを発表している「蒼騎ちはや」さんの作品や、一時話題になった「メルト」PV、カナダ人ボーカロイドファンによる「ココロ」PV、シンガポール人による「Just be friends」の忠実な実写再現PVなどがあります。どれもストーリー仕立ての力作です。



 【初音ミク オリジナルミュージカル】 SADAME~運命~
「時空勇者タマデラス」と、悲劇のヒロイン「人形の姫ササリアナ」(figma初音ミク)がどこかの公園で繰り広げる壮大な時空ロマン(?)で、その内容のあまりのシュールさとインパクトで突発マナジーブームを巻き起こしたオリジナルミュージカル劇動画です。特に動画製作者達を強く惹き付けたらしく、多くの派生動画が作られたり、100人を超すP達が宣伝ポイントを使って宣伝したことでも話題になりました。
とにかくツッコミどころが多い動画ですが、とりあえずタマデラス役の人は現役の舞台俳優で、公演中の舞台の宣伝もかねての投稿だったようです。かつてアデランスのCMに出演したこともある人だそうです。どおりで。
後にタマデラスは、ボーカロイド系のイベントにゲスト出演したり、ニコニコ有料チャンネルの番組「ニコスタ」に出演したりと、ボーカロイドジャンルの名物キャラクターとして親しまれているようです。
【緊急】時空勇者タマデラス【会見】【VOCALOIDS オリジナルミュージカル】 闘志~TO SHE~など、続編も発表されています。
→「しゃべるな!マナジーがなくなるぞ!祭り」へ



 部屋の壁に「Last Night, Good Night」を描いてみた
「タスク」さんと「うつした」さんのコンビによる壁画制作の過程を、kzさんのヒット曲「Last Night, Good Night」にのせて動画にしたものです。「Last Night, Good Night」をテーマにして壁一面に描かれるミクの壁画は大掛かりでありながら緻密で、非常に美しい作品になっています。マスキングテープを剥がして全体像が一気に現れる様など、動画としても楽しめるライブ感溢れるパフォーマンス動画です。
タスク・うつしたの二人は、ニコニコでのデビュー作「部屋の壁にサイハテミクを描いてみた」で大人気となった作者コンビで、ボーカロイド曲にちなんだ壁画作品をいくつか発表しています。壁画はプロとしても描いているようで、ライブペイントのイベントを行ったりもしているようです。
壁画だけでなくイラストによるアニメPVも作っており、ハチさんの大ヒット曲「clock lock works」のアニメPVもタスク・うつした氏の作品です。


最終更新・2010/3/1 人気ブログランキングへ ←押してもらえると励みになりますm(_ _)m

テーマ : ボーカロイド ジャンル : 音楽

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